元新体操選手のイリナ・チャシナ。その厳しくも美しい世界に魅せられて

元新体操選手のイリナ・チャシナが好きで、折に触れて大会の動画や練習風景などを見ています。もう一人、ウクライナのベッソノワも大好きですが、ベッソノワがもう見るからに新体操大好きで、やっていて幸せいっぱいなんだなという姿に対して、チャシナは内に秘めたような、奥ゆかしい魅力があると思います。

それでいて身体能力は抜群、手具操作も器用で、玄人好みの魅せる演技としてチャシナが好きなファンは多いですね。脚力などは男性も顔負けするほど強いと聞きましたが、確かにあのチャシナの脚のバネは、見るからに日々の厳しい訓練でつけてきた筋肉からも感じ取ることができます。チャシナは練習も手を抜かないと聞きましたが、ストイックさはいつも伝わってきます。

そんな新体操の世界も、20歳を越えたらもう選手としてはおばあちゃんという年代であることにもまた、芸術スポーツの厳しさが伺えます。試合という本番の舞台で何もかもを忘れ、すべてを音楽に身をゆだねるときに少女たちは妖精になるという件のある新体操のドキュメンタリーが印象的でした。

その通り、少女たちが鍛え抜かれた体をしなやかに美しく震わせるとき、見る人々は感動を覚える。それが新体操です。そしてその少女たちが妖精になれる時間、妖精でいられる時間はとても短いということに、一抹の切なさと美しさが感じられます。

世界的に新体操のメダリストになるぐらいの土壌である、チャシナのいるロシアやベッソノワのいるウクライナでも、今日も妖精のたまごたちが生まれ、練習に励んでいる事実を覚えながら、今日も厳しくも美しい新体操の世界に惹かれています。

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